会場となった横浜市鶴見区は、1990年代から多くのラテンアメリカ系の住民の方がくらしはじめ、多文化共生の街づくりを積極的推進しているところです。昨年春にオープンしたばかりの鶴見区民文化センターサルビアホールのギャラリーで行った図書展には、2日間で260人もの方がご来場くださいました。
会場は大きく3つのスペースに分け、ひとつめは本の展示コーナーで、ここには日本語・スペイン語・ポルトガル語の3言語で要約をつけた108冊の日本語で書かれたラテンアメリカについての/ラテンアメリカ出身の作家による、子ども向けの絵本や読み物を展示しました。
さらに、1950年代から日本で出版されたコロンブス関連の児童書も展示しました。展示の本でこたえをさがせるクイズラリーは、子どもにも大人にも好評でした。
奥のワークショップコーナーでは、パペル・ピカド(メキシコの絵本などにしばしば登場する切り紙細工)の教室、『びくびくビリー』という絵本に登場するグアテマラ土産として有名なお人形からヒントをもらった人形作り、絵本作家の東郷聖美さんによるおえかきワークショップなどを行いました。
会場は大きく3つのスペースに分け、ひとつめは本の展示コーナーで、ここには日本語・スペイン語・ポルトガル語の3言語で要約をつけた108冊の日本語で書かれたラテンアメリカについての/ラテンアメリカ出身の作家による、子ども向けの絵本や読み物を展示しました。
さらに、1950年代から日本で出版されたコロンブス関連の児童書も展示しました。展示の本でこたえをさがせるクイズラリーは、子どもにも大人にも好評でした。
コロンブス関連の児童書 |
また、ワークショップスペースの向かいの、ブランケットを敷いた読書コーナーには、スペイン語・ポルトガル語、あるいはそれらの言語と日本語または英語で併記された絵本を置き、自由に手に取って読むことができるようにしました。
その一角には、華やかなクリスマスの飾りつけをし、クリスマスにちなんだラテンアメリカのお話の本や写真を飾りました。
ご来場者からは、
その一角には、華やかなクリスマスの飾りつけをし、クリスマスにちなんだラテンアメリカのお話の本や写真を飾りました。
展示した本を熱心に読む来場者 |
ご来場者からは、
・とても興味深かった。このような文化的な活動を続けてほしい。日本とラテンアメリカの統合と友好のために。(女性、20歳以上、スペイン語アンケートから)
・良質な本達との出会いにまず感動しました。半日じっくりと読ませていただき、「幸せな時」を過ごすことができました。パペルピカド体験も満足!親切なご指導をいただき無事完成! 飾らせてもらいます(男性、20歳以上、日本語アンケートから)
・在日のブラジルの子供に必要な本の紹介は、大切な事と思った。(男性、20歳以上、日本語アンケートから)
といったたいへんうれしいご感想のほか、個々の本についてのご感想も寄せられました。また、平日の22日にご来場の方からは、「せっかくの図書展なのに子どもの姿が少なくて残念」といった声や、「ラテンアメリカが日本にとって近くて遠い地域であることを(展示された本から)実感した」など、さまざまなご意見をいただきました。みなさまからいただいた貴重なご意見は今後の活動に生かしていければと思っております。
会場でアンケートに回答しそびれた方、感想をブログでご紹介くださった方などいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。
会場でアンケートに回答しそびれた方、感想をブログでご紹介くださった方などいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。